中小製造業 モノづくり社長のための戦略的工場経営ブログ
既存技術+既存技術=付加価値で顧客ニーズに応える
貴社では、既存技術を生かして新たな付加価値を創出できますか? 1.摩擦撹拌接合+切削加工 摩擦撹拌接合は摩擦熱で軟化した材料を攪拌して固相接合する技術です。 アルミ合金と鋼、アルミ合金と真...
擦り合わせ力を現場のモノづくり力アップに生かす
貴社の現場では、擦り合わせ力が発揮されていますか? 1.自動車業界では機能と感性からの技術開発が求められる 技術開発で大切なのは、顧客へ提供する価値の見極めです。 商品で求められる仕様が、...
ラインバランシングは生産ライン全体最適化の手法
貴社ではリードタイムをどのように短縮しますか? 1.部分最適と全体最適 儲かる工場経営では蟻の目と鳥の目の使い分けが大切です。 部分最適ばかりではなく、全体最適へも配慮をします。 部分最適...
高付加価値化のカギは自律性から生まれる誇り
製品や仕事に「誇り」を感じるために必要なものとは何でしょうか? 1.日系企業のアジア海外工場でも製品の高付加価値化が進む 株式会社松井製作所は、 プラスチック射出成形製造現場の合理化を支援する設備を製造...
感性と機能に注目した儲かる技術開発
貴社の製品には、機能面のほかに、顧客へ提供している価値がありますか? 1.自動車部品を開発していたころに経験したこと 技術の進歩や時代の流れと共に、顧客価値を見直す必要がある...
世界を目指し成長している中小モノづくり企業の事例
挑戦的な目標を掲げていますか? 1.今後の4つの課題を実践している企業の事例 一橋大学名誉教授で明星大学教授の関満博氏は、4つの外部環境変化を挙げています。 国内の中小製造業は4つの構造転換の中に取り込...
4つの外部環境変化と存続と成長のための4つの課題
貴社では外部環境に適応するため、適切な経営課題を設定していますか? 1.4つの外部環境と4つの課題 日本の製造業の基底を形成している中小企業は現在、大きな構造転換の中にあります。 地域産業・中小企業論が...
AIロボットで現場を作業から解放し将来へ備える
貴社の現場ではロボットや機械設備を使いこなしていますか? 1.従来の産業用ロボットは稼働させるまでに手間がかかる ロボットや自動搬送機などと組み合わさった生産設備では機械の動きが優先されます。 原則的に...
全体最適を部分最適の制約と感じないモノづくりの心
現場では部分最適と全体最適の両方の視点をもっていますか? 1.鳥養氏の話:部分最適と全体最適 航空機業界では、国産機開発が話題に上るようになりました。 小型旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)やホ...
時間研究と稼働分析は標準時間と生産性を求める手法
貴社では、標準時間と生産性を見える化していますか? 1.IEの手法を磨き続けることは意味がある 仕事の評価は、2つの視点からなされるべきです。 ”時間”と”価値”です。 仕事の特性に合った視点を選択する...
動作研究は動作に加え、こころにも注目する
動作研究では、現場作業者のモチベーションにも注目していますか? 1.作業者レベルの「要素動作」と「動作」 生産工程を改善対象にして工程分析を行います。 さらに、付加価値作業を改善対象にして...
連合作業分析で、機械に人が合わせている事実を知る
人と機械の作業の組み合わせ、連合作業の分析で、付加価値作業の生産性を高めていますか? 1.改善対象が付加価値作業の時は連合作業分析 工程分析で生産の流れを把握できます。 分析対象は、付加価値額を生み出す作業です。 原...
改善活動のネタを探る4つの視点
貴社には、改善活動のネタを検討する手法がありますか? 1.状態は3段階で評価できる 「現状」を把握することが、あらゆる現場活動の第一歩目です。 今の水準を定量的に表現できなければ、フォローと評価ができま...
工程分析で、価値を生まない工程が多いことに気づく
生産ラインの全体の流れを分液する手法、工程分析を活用していますか? 1.カイゼンの対象の範囲を設定する 「人」視点のIEで、カイゼン対象は4つです。 生産工程、付加価値作業、要素技術、動作。 (IEでカ...
価値を生み出す仕事のやり方や評価方法を考える
時間では評価できない仕事にも現場が意欲を持って取り組んでいますか? 1.IEで注目しているのは工数 生産管理用語(日本規格協会)の中で、IE(インダストリアル・エンジニアリング)の解説が記載されています...
IEでカイゼンを科学的に進める
カイゼンでIEを活用していますか? 1.科学的なカイゼン カイゼンでは工程を「人」と「時間」の2つの要因から分析します。 そうして、客観的な判断基準を設定します。 これで、判断基準がはっき...
各工程を2つの視点で分解し判断基準を設定する
判断基準が曖昧なままでカイゼンをやっていませんか? 1.標準化の3要素 サイクルタイム、作業順序、標準手待ちが標準化の3要素です。 これら3要素が、各工程の作業時間、作業の流れ、仕掛品の基準となります。...
異質な価値観をいかすコミュニケーション力を磨く
貴工場では、中途採用者や転職者が、迷いなく、力一杯、働いていますか 1.外国人から見た日本の働き方、ここがNO 日本経済新聞2016年3月22日に、日本で働く外国人の意見が掲載されていました。 日本での...
会社の品質を高める
製品に加えて、会社の品質を高める取り組みをしていますか? 1.コマツウェイ 世界初の製品を開発してきたコマツのモノづくりを支えているのは「QCサークル」です。 ・ICT(情報通信技術)ブルドーザー ・ハ...
現場の文化は経営者が造る
チームワークや一体感を醸成するための仕組みや工夫を現場へ仕掛けていますか? 1.外国人から見た日本の働き方、ここがYES 「少子高齢化が加速する日本で10年後、20年後、どのような働き方に変わるのだろう...