中小製造業 モノづくり社長のための戦略的工場経営ブログ
人を育てるには時間とお金がかかるとトヨタは考えた
貴社には若手を計画的に育成する仕組みがありますか? 1.若手を一人前に育てるには手間がかかる 品質管理と改善活動の連携は、品質管理業務を現場へ定着させるやり方のひとつです。 品質管理や品質保証の仕組みづ...
改善活動と品質管理を連携させる
貴社では品質管理の業務が組織的にやられていますか?属人的になっていませんか? 1.TQCの基本は、人に質を作りこむ込むこと 「カイゼン」の著者である今井正明氏は、 TQCにおいて人間の質こそが、第一の関...
品質管理は「人に質を作り込む」人質管理
貴社では、そもそも、不良品を発生させない取り組みをしていますか? 1.「TQC」(全社的品質管理) 製造プロセスを情報の転写と変形でとらえます。 その際、製造品質を管理・改善する具体的な手段は4つです。...
自主検査で現場の責任と権限の範囲を広げる
貴社では自主検査をやっていますか? 1.自主検査の考え方 製造品質の管理・改善の基本要素として、以下が上げられます。 出荷検査、 受け入れ検査、 工程検査、 フィードバック、 自主検査、 予防、 ノイズ...
不良品を造らない製造品質の管理・改善を目指す
製造品質を管理・改善する手段は体系化されていますか? 1.製造品質を4つの手段で管理・改善する 製造プロセスを顧客へ届ける「コト」情報の転写と変形と考えます。 すると、製造品質を管理・改善する手段は4つ...
ダイバーシティで事業成長のスピードを加速させる
「変えるべきところを変える」ことが、現場できちんとできていますか? 1.異質な価値観を生かせるコミュニケーション力を磨く ダイバーシティ(diversity)という言葉を目にする機会が増えてきました。 ...
IOTを生かすために「情報」で品質管理を俯瞰する
「情報」の流れを俯瞰して品質管理を整理したことがありますか? 1.モノづくりを「IOT」の視点で整理する あらゆるモノがインターネットでつながる「IOT」。 これを推進する2つの団体が、手を組むことにな...
社長がいなくても現場が自律的に廻る環境を整備する
経営者がいなくても現場は意図したとおりに回っていますか? 1.仕事の属人的な側面 企業とは「変化適応業」です。 または、「変化創出業」とも言えます。 外部環境へ積極的に働きかけて、新たな市場や顧客を創出...
軽量化技術の取り組みから技術開発の進め方を学ぶ
貴社では、既存技術を知り尽くすことなしに技術開発を進めていませんか? 1.軽量化技術 自動車業界では激しい低燃費競争が展開されています。 地球温暖化防止を目的とした二酸化炭素排出量の抑制は...
コア技術は固有技術と〇〇技術で構成されている
貴社では管理技術も強みとして認識していますか? 1.株式会社小松精機工作所のコア技術 設備の「電子機器」化が進んでいます。 設備の操作はタッチパネルなど、モニターを通じて行われることか増えました。 ベテ...
予防の視点は品質コストを小さくする
貴社では、品質コストを小さくするための工夫をしていますか? 1.スマートな生産活動を目指す 武州工業の1個流し生産の考え方は、全体最適化を自然と体得できる点で優れています。 さらに、品質コスト最小化でも...
全体最適化の視点を若手に教える武州工業の事例
全体最適化の視点をどのように教えていますか? 1.武州工業の1個流し生産 武州工業株式会社は東京都青梅市にあるパイプ曲げ加工、板金加工メーカーです。 創業は1952年で、資本金4,000万円、従業員16...
工程能力に着目した不良品対策を展開する
不良品対策では工程能力に注目していますか? 1.工程能力指数に注目した品質管理 日本製品の「品質」が現在も競争力の源泉になっていると考えるメーカー関係者は多いです。 今も「高品質」は強みのひとつであるこ...
リーガルコーポレーションの新製品開発戦略に学ぶ
貴社の製品開発では、ブランドイメージを維持するための客観的な判断基準がありますか? 1.リーガルコーポレーションの製品開発事例 トヨタ自動車の最上級モデルではクラウンを思う浮かべる方が多いのではないでし...
東京都墨田区中小製造企業でのOJTの事例
貴社には人財育成の仕組みがありますか? 1.東京都墨田区の株式会社浜野製作所 株式会社浜野製作所は、 東京都墨田区にある資本金1,000万円、従業員34名の金属加工メーカーです。 開発から...
想定外のトラブルを乗り切る信頼関係と土壇場力
優先順位をつけて、起こり得るトラブルへ事前策を打っていますか? 1.事前になにをどこまで手を打つか 生産活動にトラブル、問題はつきものです。 ですから、想定し得るトラブル、問題は可能な限り未然に防ぎたい...
インダストリー4.0に対応した安全のコンセプト
貴社の現場の安全ルールは人に無理を強いていませんか? 1.安全のコンセプトも進化が求められる 現在、4段階目の産業革命を迎えていると言われています。 第一次産業革命 18世紀末の水力や蒸気...
未然に防ぐ視点と起きてから迅速に対応する視点
貴社では現場で起こりうるトラブルへどのような手を打っていますか? 1.リスク管理の視点 儲かる工場で、生産管理の仕組み構築は絶対に必要です。 生産のながれをつくるためです。 仕組みがなければ、一時調子が...
コア技術の工学的体系で強みを強化する
コア技術の工学的な体系はありますか? 1.製品の「電子機器」化は生産設備の操作性を上げる 製品の「電子機器」化が進むと、操作時の負荷が減り、製品が広く使われやすくなります。 ドローン(小型無人機)がその...
管理活動と改善活動の違い
貴社では管理と改善の違いを理解してしくみを作っていますか? 1.生産現場はバラツキとの戦い お客様へ届ける「コト」は顧客価値や知覚品質と関連しています。 顧客視点です。 顧客価値や知覚品質...