中小製造業 モノづくり社長のための戦略的工場経営ブログ
モノづくりの本質は、今も昔も変わっていない
モノづくりの本質は、今も昔も変わっていないことに気づいていますか? 1.モノを造れば売れる時代は過ぎ去り、今は成熟化の時代 消費者の価格志向は2極化しており、今はこだわり消費の時代です。 価格比較サイト...
生産管理で直面する工程間調整を人工知能に任せる
現場の納期やリードタイムを決めている項目が明らかになっていますか? 1.新材料開発は先端技術のみでは進まない 人工知能(AI)の話題を、毎日、何らかのメディアで目にします。新聞や雑誌でこの話題を目にしない日が無いほ...
従来品を新規市場へ投入する戦略
貴社で、従来品ベースの新製品を、新たな市場で販売したことはありますか? 1.付加価値拡大戦略で売上高増を目指す新規事業開発 付加価値を創出し拡大する戦略は2つです。 ・売上高を増やす ・変動費を減らす ...
試行錯誤しながら現場力や技術力を稼ぐ力に変換する
貴社が持っている現場力や技術力は稼ぐ力につながっていますか? 1、国内製造業が抱える問題点 国内の製造業を管轄する経済産業省製造産業局長の糟谷敏秀氏は、次のように語っています。 「現場の強...
カイゼンとイノベーションを連携させる
イノベーションのみの取り組みでは技術水準が劣化することに、貴社はお気付きでしょうか? 1.イノベーション 付加価値を創出、拡大させにはイノベーションが必要です。 イノベーションは飛躍的です。 従来業務の...
新技術を導入するには「今」を把握する必要がある
貴社では、現場の「今」を把握する仕組みが整備されていますか? 1.日本の企業に今こそ変革が必要 国内製造業を管轄する経済産業省製造産業局長の糟谷敏秀氏は、国内製造業に変革が必要だと主張しています。 「現...
マテリアルハンドリングを3つの視点で分類する
貴社の現場では、マテリアルハンドリングがどれだけ発生しているか把握していますか? 1.付加価値を生み出さないマテリアルハンドリング 生産とは素材などの低価値の経済財を投入して、より高価値の財に変換する行...
既存技術+既存技術=付加価値で顧客ニーズに応える
貴社では、既存技術を生かして新たな付加価値を創出できますか? 1.摩擦撹拌接合+切削加工 摩擦撹拌接合は摩擦熱で軟化した材料を攪拌して固相接合する技術です。 アルミ合金と鋼、アルミ合金と真...
擦り合わせ力を現場のモノづくり力アップに生かす
貴社の現場では、擦り合わせ力が発揮されていますか? 1.自動車業界では機能と感性からの技術開発が求められる 技術開発で大切なのは、顧客へ提供する価値の見極めです。 商品で求められる仕様が、...
ラインバランシングは生産ライン全体最適化の手法
貴社ではリードタイムをどのように短縮しますか? 1.部分最適と全体最適 儲かる工場経営では蟻の目と鳥の目の使い分けが大切です。 部分最適ばかりではなく、全体最適へも配慮をします。 部分最適...
高付加価値化のカギは自律性から生まれる誇り
製品や仕事に「誇り」を感じるために必要なものとは何でしょうか? 1.日系企業のアジア海外工場でも製品の高付加価値化が進む 株式会社松井製作所は、 プラスチック射出成形製造現場の合理化を支援する設備を製造...
感性と機能に注目した儲かる技術開発
貴社の製品には、機能面のほかに、顧客へ提供している価値がありますか? 1.自動車部品を開発していたころに経験したこと 技術の進歩や時代の流れと共に、顧客価値を見直す必要がある...
世界を目指し成長している中小モノづくり企業の事例
挑戦的な目標を掲げていますか? 1.今後の4つの課題を実践している企業の事例 一橋大学名誉教授で明星大学教授の関満博氏は、4つの外部環境変化を挙げています。 国内の中小製造業は4つの構造転換の中に取り込...
4つの外部環境変化と存続と成長のための4つの課題
貴社では外部環境に適応するため、適切な経営課題を設定していますか? 1.4つの外部環境と4つの課題 日本の製造業の基底を形成している中小企業は現在、大きな構造転換の中にあります。 地域産業・中小企業論が...
AIロボットで現場を作業から解放し将来へ備える
貴社の現場ではロボットや機械設備を使いこなしていますか? 1.従来の産業用ロボットは稼働させるまでに手間がかかる ロボットや自動搬送機などと組み合わさった生産設備では機械の動きが優先されます。 原則的に...
全体最適を部分最適の制約と感じないモノづくりの心
現場では部分最適と全体最適の両方の視点をもっていますか? 1.鳥養氏の話:部分最適と全体最適 航空機業界では、国産機開発が話題に上るようになりました。 小型旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)やホ...
時間研究と稼働分析は標準時間と生産性を求める手法
貴社では、標準時間と生産性を見える化していますか? 1.IEの手法を磨き続けることは意味がある 仕事の評価は、2つの視点からなされるべきです。 ”時間”と”価値”です。 仕事の特性に合った視点を選択する...
動作研究は動作に加え、こころにも注目する
動作研究では、現場作業者のモチベーションにも注目していますか? 1.作業者レベルの「要素動作」と「動作」 生産工程を改善対象にして工程分析を行います。 さらに、付加価値作業を改善対象にして...
連合作業分析で、機械に人が合わせている事実を知る
人と機械の作業の組み合わせ、連合作業の分析で、付加価値作業の生産性を高めていますか? 1.改善対象が付加価値作業の時は連合作業分析 工程分析で生産の流れを把握できます。 分析対象は、付加価値額を生み出す作業です。 原...
改善活動のネタを探る4つの視点
貴社には、改善活動のネタを検討する手法がありますか? 1.状態は3段階で評価できる 「現状」を把握することが、あらゆる現場活動の第一歩目です。 今の水準を定量的に表現できなければ、フォローと評価ができま...