中小製造業 モノづくり社長のための戦略的工場経営ブログ
市場におけるコア技術の影響度を知る
既存市場と新規市場における自社技術、自社製品の影響度を把握していますか? 1.第二段階目の軽量化が進む自動車 「自動車素材の主流は鉄である、という常識が欧州から崩れようとしている。」 2016年6月17...
開発業務で中小現場の強みを生かす2つのポイント
開発業務をQCDで測っていますか? 1.モノづくり力と人財力はQCDで測られる 製造業での競争力はQCDで測られます。 品質、コスト、納期です。 生産現場ではこれらを見える化し、情報共有し...
トラブル対応はIOTに任せる
貴社の現場は問題を解決することが仕事であると考えていませんか? 1.IOTでギャップを認識した後、どうするべきか 問題の本質となる根本原因を見える化することで、生産活動の質を高められます。 予知保全や超...
設備を知り尽くしてIOTの準備をする
現場で起きる現象の工学的な因果関係を把握していますか? 1.工学的因果関係の追及 現場で情報通信技術を導入して、使いこなす前提条件があります。 現場で日々起きている現象の工学的な因果関係を整理しておくこ...
「工場の品質」を高める
現場では、顧客へ届ける価値へ焦点が当たっていますか? 1.付加価値を高めるための必須の2条件 東京大学教授藤本隆宏教授は、 社会全体が成熟し経済全体が低成長のもとで 付加価値を高める必須の2条件を挙げて...
トヨタのシングル段取りと仕組み化
仕組み化とは単なるルール化にあらず。反復性、繰り返し性の高い作業を 外段取り化し、そこからルールを引き出す、という話です。 1.トヨタのシングル段取化の話 中小製造現場が目指すべき方向性のひとつはマスカスタマイゼーシ...
被害を最小化するトヨタの観点
自然災害や事故など予期せぬトラブルへの対応法がありますか? 1.原則的には起こさないことを考える 自然災害や事故など予期せぬトラブルへは、未然に防ぐ発想で対応します。 トラブルが起きてから、 モグラたた...
悪い情報をさりげなく受け入れる場の雰囲気づくり
貴社にはざっくばらんに意見を言い合える雰囲気がありますか? 1.デザインレビュー(DR) 失敗の原因を振り返り、あの時こうしていれば・・、と感じることはありませんか? あの時、そうしていれ...
問題を未然に防ぐ仕組みをつくる
問題は未然に防ぐものであると考えていますか? 1.X線天文衛星「ひとみ」の運用断念 X線天文衛星「ひとみ」は、 先代のX線天文衛星よりも、 感度が100倍高く、 遠くのブラックホールや 超新星などが出す...
現場が知りたいことをIOTで実現させる
モノのインターネット(IOT)では現場のニーズと技術的なシーズを 照らし合わせて生み出される新たな価値を考える、という話です。 1.シチズンマシナリーでのIOTの取り組み IT(情報技術)を現場に導入す...
製造上手は開発上手
日常の生産活動をルール化、仕組み化することが開発業務の進捗にプラスの影響を 与える。製造上手は開発上手、という話です。 1.開発業務における「製造」の位置づけ 中小の現場に、 開発業務の専任担当部門があ...
コア技術で海外取引先を拡大できた菊池歯車
貴社では事業の成長拡大でコア技術を生かしていますか?、 1.菊池歯車株式会社のコア技術 菊池歯車株式会社は栃木県足利市に本社を置く歯車メーカーです。 主に自動車や建設機械の歯車を生産しています。 &nb...
コストと顧客へ届ける価値の2軸で観る研究開発
コストと顧客へ届ける価値の2軸で研究開発の方向性を見極めていますか? 1.研究開発のコストと効果 コストと効果はセットで考えます。 顧客へ届ける価値(コト)が拡大するなら、どんな技術開発でもイイというわ...
付加価値額の増分と固定費の増分を比較する
技術開発や製品開発では付加価値額増分と固定費増分を比較していますか? 1.付加価値額の増分と固定費の増分を比較する 技術開発と製品開発の目的は利益の拡大です。 付加価値額は利益の源泉です。 ...
開発リードタイムと開発工数の正の相関に注目する
開発期間の短いプロジェクトは開発効率も高いという事実をご存知ですか? 1.開発リードタイム 中小現場で開発業務の効率を高めるポイントは納期です。 生産活動と同様に時間軸を意識する環境を整備します。 そし...
開発業務をやり切るために、まず○○を設定する
技術開発や製品開発をやり切れていますか? 1.技術イノベーションを起こせる組織能力が必要 今はこだわり消費の時代です。 従来の価値観にはない新たなニーズを的確に捉えた企業が儲かる時代になりました。 &n...
技能継承に必要な言語能力と専門知識
貴社では技能継承に取り組んでいますか? 1.ベテラン作業者の持つノウハウや3K情報を引き継ぐには 日本の現場では、 世界でもトップレベルの改善や品質管理が、 ベテラン作業者のカンや経験に支えられながら展...
結果と過程をフォローして評価する
現場の頑張りの過程もフォローし、評価していますか? 1.フォローと評価 人づくりでは、OFF-JT、OJT、自己啓発を単発で行っても効果は出ません。 フォローと評価の仕組みもあって、はじめて成果が得られ...
イノベーターが「得」する環境を整備する
イノベーションのきっかけとなる人材を育てていますか? 1.イノベーションと産業革命 イノベーションは自然発生的に起きるものではありません。 イノベーションは起こすものです。 ですから、イノベーションを起...
これから求められるのは「つながること」である
貴社には外部の力や知恵を取り入れる仕組みがありますか? 1.これから求められるのは「オープンなIOT」 製造業で注目されているIOT(もののインターネット)。 代表的なプロジェクトや考え方には、 ドイツ中心のイン...