日刊工業新聞社「型技術」2018年2月号に伊藤の連載記事が掲載されました。
日刊工業新聞社「型技術」2018年2月号に伊藤の連載記事が掲載されました。 日刊工業新聞社の「型技術」で連載記事を掲載いただいております。 お金を生み出す着眼点、儲かる工場経営で注目すべきポイントを解説しています。 中小モノづくり経営者の方々へ役に立つ情報をお届けしています。 「やる気を引き出すしくみづくり 儲かる工場経営を設計する10のポイント」 次世代を担う若手人財のやる気を引き出すことは経営者にしかできないことです。 第11回は固定費です。 利益は次式で算出できます。 利益=Σ@付加価値額-固定費 (@は製品1個当たりという意味) この式から、利益を増やすのにやるべきことは、付加価値額の最大化であることがわかります。 製造現場で目指すのはこの付加価値額の最大化です。 @変動費、販売数量、単価が変数となって付加価値額の合計が決まります。 したがって、生産性向上とこれら3つの変数を結び付けて付加価値額の最大化を図るのです。 さらに、もうひとつ、利益を増やす方法があります。 固定費を削減することです。 固定費を構成している大部分は労務費、人件費、つまり現場の給料ですから、これらを削減することで大きな効果は出ます。 リストラはそうした手段のひとつです。 さて、大部分を現場の給料で占められている固定費を削減対象と考えるか? 当然、明らかな無駄となっている固定費は削減する必要があります。 しかし、やる気を引き出す仕組みづくりの目指すなかで固定費は変動費とは違う考え方が必要です。 固定費は”費用”と表現されていますが、その本質は長期的な視野を反映させた経営者の想いです。 時間軸を意識した数字と考えています。 したがって、固定費は変動費と違った考え方でコントロールしたいのです。 やる気を引き出す仕組みづくりに基づいた固定費の考え方を解説しています。 書店や通販でお買い求めいただけます。 http://www.fujisan.co.jp/product/384/ 是非、ご活用下さい。