中小製造業 モノづくり社長のための戦略的工場経営ブログ
工程分割と工程統合
工程分割や工程統合の観点で現場を眺めたことはありますか? 1.工程分割 工程を分割すれば、一工程あたりの負荷は減ります。 どんどん分割していくと、 その工程で求められる作業は簡素化し、単純になるでしょう。 高い技能を...
全体最適化の視点で行動をプログラミングする
全体最適化の視点で業務効率も高めていますか? 1.全体最適化 弊社ブログでたびたび全体最適化について取り上げてきました。 ・改善活動の成果が工程内に留まっているのが部分最適化。 ・工場全体を貫く一気通貫の生産の流れに...
現場の日々ミーティングで経営者の想いを浸透させる
現場で毎日、ミーティングをやっていますか? 1.儲かる工場経営の前提条件 儲かる工場経営の取り組みには前提条件があります。 経営者の想いが現場の隅々にまで浸透していることです。 モノづくりの現場で生産性を高めてお金を...
作業日報で小さなPDCAを回す
貴社では作業日報を活用していますか? 1.現場担当のエンジニア時代に活用していた作業日報 作業日報をコミュニケーションツールとして活用している現場は多いのではないでしょうか。 大手特殊鋼メーカーのエンジニア時代、 現...
多品種の混沌とした”大海”を分類する着眼点
貴社の製品を分類する観点、ありますか? 1.製品の流れ分析をするときに直面する問題 弊社では、生産管理の視点から、儲かる工場経営の仕組みづくりを進めます。 モノづくりを通じて、満足度が高まる価値を顧客へ提供し、その対...
後ろから進める改善活動と前から進める改善活動
改善活動を後ろから進めますか?前から進めますか? 1.後ろから進める改善活動 顧客との接点である出荷工程から改善活動に取り掛かるのはひとつのやり方です。 現場でつい忘れがちな顧客への意識付けを高められます。 加えて、...
現場と顧客の接点である出荷工程に着目する
どの工程から着手して、生産の流れを作りますか? 1.出荷工程は現場と顧客の接点 利益を生み出すために付加価値額の最大化を図ります。 そして、それは顧客満足度最大化とも関連しています。 顧客の満足を獲得できないと、付加...
大手製造企業でおきた品質問題を他山の石とする
貴社では、現場から悲鳴が上がっていませんか? 1.トップが先頭に立たないと結果は出ない 昨年、発覚した神戸製鋼所の品質データ偽装、 日産自動車やSUBARUにおける検査不正問題は、 日本の製造業に悪影響を及ぼすことが...
長期的な視野でやる気を引き出しているサントリー
動機付けとなる長期的な視野や想いを現場へ繰り返し、伝えていますか? 1.経営者の想いと成功へのシナリオ ご依頼をいただいた企業様をご支援する際、お聞きしている2つのことがあります。 ・5年先、10年先を見通して実現さ...
自社の強みがわからなければ顧客に聞け!
貴社では強みを的確に把握できていますか? 1.ダイヤ精機株式会社の強み 自分の強みは、意外と、自分では気が付かないものなのかもしれません。 日経ものづくり2017年12月号に、ダイヤ精機株式会社代表取締役 諏訪貴子氏...
経営者は、現場のひとりひとりを気にかける
貴社では、現場、ひとりひとりの状況を把握できていますか? 1.人づくり抜きにコア技術のブラシュアップはない。 「工場経営はコア技術に始まり、コア技術に終わる」 中小製造業で、事業の存続と豊かな成長を目指すなら、 固有...
三位一体の生産管理
貴社の生産管理は工場経営とつながっていますか? 1.生産管理の体系を活用したご支援 弊社では、主に100名以下の中小製造企業での仕組みづくりをご支援しています。 社長が不在でも、現場が自発的に回るようにすることが狙い...
言うは易く、やり難い品質活動
貴社では人手不足で品質活動が疎かになりますか? 1.人手不足だから品質問題が発生したのか? 品質への信頼性を毀損する出来事が、昨今、大手製造企業で多発しています。 いろいろな背景があると推察されますが、 現場の人手不...
多品種少量化を多品種化と少量化で分けて観る
多品種生産、および小ロット生産の課題を把握していますか? 1.現場を通して感じた変化 25年以上製造業にかかわっていると、 現場をとおして、 いろいろな「変化」を感じることがあります。 皆さんの現場も、 仕事のやり方...
多品種少量生産も加味した3つの生産形態
貴社の生産形態は多品種少量生産の影響をどの程度受けていますか? 1.多品種少量生産を考慮して現場の生産形態を知る 受注のタイミングで生産形態を3つに分類できます。 特注生産、規格品受注生産、見込生産。 ...
離れ小島をつくらない
貴社の現場に「離れ小島」はありませんか? (1)トヨタ生産方式の「少人化」 トヨタ生産方式では「少人化」という考え方があります。 とにかく、最初から少人数でやると考えるのです。 たくさんの人を雇っておいて、その後、不...
多品種化で注目したい2つの観点
多品種化への対応力を高める活動、意図的に進めていますか? 1.多品種化への対応力を高める 削減の時代から、積み上げの時代へ変わった昨今、多品種少量化生産への対応力の有無が貴社の命脈をつなぐのに欠かせなくなりました。 ...
「多品種少量化」を品種数で定義するのは難しい
現場が抱えている問題の原因は多品種化にありませんか? 1.圧倒的なQCD 利益を生み出す源泉は、製品毎に積み上げられる付加価値額です。 経営者は、5年先、10年先を見据えて、固定費VS付加価値額を設計します。そして人...
インプットを減らす生産性向上で成果を生かすやり方
時間単位で余剰の経営資源を生かしていますか? 1.余剰が1人分以下のとき 生産性向上の結果、得られた成果がどのように利益へ貢献するのか事前に明らかにすることは、現場のやる気を引き出すためには欠かせないことです。有能性...
多品種少量生産で生産工程を見える化するやり方
多品種少量生産だからと言って、製造工程の見える化ができないと思い込んでいませんか? 1.多品種少量生産で工程表を作れるか? 生産計画はインプット、プロセス、アウトプットの3段階で構成されています。 生産3Mの計画、つ...