工場経営の主役はあくまで経営理念や経営者の想いです。その一方で、工場経営における安全衛生管理の位置付けは小さくありません。リスクの最小化を図る必要があります。安全衛生は主役ではありませんが、問題が発生した時のダメージは大きいからです。ですから、工場経営者は常に経営理念と安全衛生の2つをセットで語ります。経営者は、常に、現場へ、これら両者をセットで、繰り返し、繰り返し、繰り返し、語ります。繰り返し語ることで現場へ伝わり、浸透します。そして、繰り返し語る際には、3つの方法を組み合わせます。1)経営者が現場全員へ語る。2)経営者が現場ひとりひとりへ語る。3)チームオペレーションによって間接的に語る。経営者が朝礼や業績報告会等で現場全員の前で語る。現場の作業者とface to faceで語る。繰り返し、繰り返し、繰り返し、です。さらに経営者自身が語るのに加え、チームオペレーションも活用します。現場リーダーや各工程キーパーソンが現場へ口伝えで語るのです。マーケティング活動における”口コミ”のイメージです。経営者に加えて、自分たちの仲間も、繰り返し、繰り返し、語るのを耳にするわけです。ジワジワ、染みるように意識の中に定着していきます。経営理念と安全衛生は現場へ浸透していないと効果が出ないものです。そのために、両者セットで、繰り返し、繰り返し、繰り返しです。経営理念と安全衛生を現場へ浸透させる仕組みをいっしょに作りませんか?