弊社HPのコラム「生産性ロードマップ戦略」更新しました。471話

多能工化で個人のやる気に焦点を当てていないか?
「作業者には多能工化をやって欲しいんです」
ある100人規模産業用設備メーカーの経営者が、このように語ってくれました。先月、人時生産性向上プロジェクトを始めたばかりです。
幸いなことに、お客様からの仕事は絶えません。ただし、現場は綱渡りです。複数のベテランが踏ん張ってくれているから何とか回っている、というのが実情です。
経営者の頭には懸念事項が浮かんできます。
ベテラン達が退職したらどうなるのか・・・・。
いまのままでは、現場が止まってしまいます。そうならないよう、現場が“自律的に”まわる仕組みを構築しなければなりません。
そこで経営者が長年あたためてきた構想の一つが冒頭の言葉です。本格的な多能工化への挑戦です。
少数精鋭の中小製造企業において、この多能工化は優先度の高い経営課題です。人材確保に対する解決策でもあります。ただし、ここで経営者の口から出てきたのは、こんな懸念でした。
「みんながやる気を出してくれるか、それが心配なんです」
この経営者は、「一人ひとりの意欲」に焦点を当てていました。確かにそれは大事です。しかし、持続的な取り組みする論点はそこではありません。
論点はどこにあるのか?
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