弊社HPのコラム「生産性ロードマップ戦略」更新しました。464話

儲かる事業モデルの要点を押さえているか?
「やっと受注にこぎつけました」
30人規模産業用設備メーカー、支援先企業を訪問したとき、経営者が弾んだ声で状況を説明してくれました。長いトンネルを抜けた時の安堵感が伝わってくる感じです。
当初のご相談は「現場の生産性向上」でした。しかし、工場の中だけを見つめていても、本質的な人時生産性向上は実現できません。
この状況は井戸の中から空を見上げているようなものと言えます。人時生産性向上の本質を捉えた取り組みは「外」にあるのです。井戸の中だけで頑張っても成果は限られます。
「コスト削減」という名の節約術だけでは、儲けアップは限定的です。コスト削減を目的とする改善活動は、乾いた布を絞るように行うと言われます。絞りきった雑巾を絞っても成果には限界があるのです。
一方、「積み上げ」という成長戦略には、持続性、継続性があり、豊かさが雪だるま式に積み上がる嬉しい可能性を秘めているのです。
先の経営者は、勇気を持って外の世界へ足を向けました。市場という大海原に船出し、試行錯誤を重ねながら新たな顧客との出会いを求めたのです。
その結果、1年半という歳月をかけて、ついに一定規模の受注という宝物を手にしました。これは、儲かる工場経営への転換点となる第一歩なのです。
なぜ、この受注が転換点となる第一歩なのか?
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