弊社HPのコラム「生産性ロードマップ戦略」更新しました。462話

「指示しっぱなし」が常態化していないか?
「現場へ、指示しっぱなしではダメだ」
これは、50人規模中小製造企業の人時生産性向上プロジェクトが始まる際に、製造担当役員がメンバーに向けて強く語った言葉です。
その役員は、現場を引っ張る右腕役や現場キーパーソンへ、「今」の問題点をズバリと指摘しました。
このような仕事のやり方を続けていては、現場の自主性を引き出せません。
野球で言うなら、コーチがベンチから「頑張れ」と声をかけるだけで、具体的な作戦指示もフォローもしないようなものです。
多くの中小製造現場が直面している人員確保の課題は、単に「人が採れない」だけではありません。
意欲的な人材を採用できても、受け入れる現場の体制が整っていなければ、その人材は早晩、離職してしまいます。
せっかく良い苗を植えても、土壌が不十分では、枯れてしまうのです。
人材確保には「確保すべき人材」と「受け入れる現場」の両輪が必要です。
受け入れ側である現場の姿勢や仕事のやり方は、プロジェクトの成果にも大きな影響を与えます。
「現場へ、指示しっぱなしではダメだ」だと、製造担当役員が直球で問題点を指摘したのは、長期的には人材確保のため、短期的にはプロジェクトで成果を出すために、必ず解決しなければならない問題だったからです。
幹部はそのことに気付いていました。
なぜ、「現場へ、指示しっぱなしではダメだ」なのか?
そして、解決するにはどうすればいいのか?
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