公益財団法人中部産業・労働政策研究会様の季刊誌「産政研フォーラム」に弊社代表伊藤のインタビュー記事が掲載されました。

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 公益財団法人中部産業・労働政策研究会様の季刊誌「産政研フォーラム」WINTER,2018では「これからのチームワークのあり方」が特集され、製造現場におけるチームワークを考える~現在そして未来~をテーマにしたインタビューをお受け致しました。  弊社でも繰り返し申し上げていますが、AIやIOT、ロボットの導入、外国人労働者の増加、高齢化などを背景に、今後10年間で製造現場は大きく変わります。  この度、現場のチームワークの現在と未来はどうなるか?というテーマでお話をさせていただきました。  いろいろなクライアント企業様の現場を思い浮かべながらのインタービューとなりましたが、伊藤にとっても、考えを整理するのに有益な機会でした。      印象的であった問いかけに「今後、チームワークの質に変化はあるか?人は何とのチームワークを強化すべきか?」がありました。  今後10年間で製造現場は大きく変わることを伊藤は繰り返し申し上げています。ですから変化に対応できない現場は生き残れません。  そうした中でも変わらないことがあります。それはいつの時代でも現場の主役は人であり、人と人とがつながっていないことには強みを発揮できないということです。  これは昔も今も、そして将来も変わりません。IOTでモノとモノとをつなぐ前提条件は人と人とがつながっていることです。  今後はこうした前提条件の下でさらに、人は何とのチームワークを強化すべきか?という問いかけになります。  現場を引っ張る経営者として皆さんはどのようにお考えでしょうか?      唯一の答えがあるわけではありません。何に焦点を当てるかで多様な答えが浮かびます。伊藤が思い浮かべたのはIOTを生産性向上に生かしている現場の姿です。  今後、作業者は「時間」で成果が問われる仕事に従事しません。単なる”作業”はロボットにやらせるからです。  作業者付加価値額の積み上げを加速させる仕事に関わることになります。そうすると、どのような仕事のやり方が求められるでしょうか・・・・・・。  そんなことを考えました。  これからも、付加価値額を効率よく積みあげるためのあるべき姿を多くの経営者の方々といっしょになって描いて参ります。  
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